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[少年の闇」に警察の光
・・・子どもは抱きしめてほしいのだ・・・



 道公安委員になって6年になる。昨年から「少年問題」をテーマに、北海道教育委員会と北海道公安委員会が意見交換の場をもつようになった。

 現場の教職員と警察職員が動きやすい環境づくりに貢献し、子どもを取り巻く諸課題について、深いところで納得し合える関係を築きたい、というのが意見交換の趣旨だ。

 今年はインターネットの有害サイトについて議論した。「学校裏サイト」「家出掲示板」「下着売買サイト」等のことである。道教委の説明によると、学校現場においてもサイバーパトロール(有害情報の監視)を実施したり、各学校ごとに携帯電話のルールを作ったり、情報モラル教育を行ったりと、想像以上にきめ細かな取り組みが行われている。それでも、「インターネット上のいじめ」や「自殺予告」などが後を絶たず、いたちごっこが続いているという。

 携帯電話は子どもにとって便利で面白い道具だ。だが、親がインターネットに疎かったり、そもそも子どもの動向に無関心な親もいて、意見交換の場では、そういう親たちをどう啓発していくかに話題が集中した感があった。

 ところで、学校と警察は、現場段階では電話1本で話ができる顔の見える関係が構築されているようだ。非行少年の数が減少しているのは、教育活動と未然防止対策の成果といえよう。

 2007年からは、警察OBが学校長の要請により学校(小・中・高)に派遣され、教職員と連携して生徒指導や非行防止活動を行うスクールサポーター制度ができた。2人のスクールサポーターは引く手あまたで、サポーターが派遣されると、荒れた学校が落ち着いてくるという。サポーターは生徒に声かけしたり、相談に乗ったり、校内を巡回しているだけだと謙遜(けんそん)気味に話すが、不良少年がサポーターのところに寄ってきて体をくっつけたり、なついてくるという。彼らを心服させる何かをサポーターが持っているということだろう。

 また、物を壊す問題行動の少年が「やる気ないからな」と本心と裏腹なことをわざわざ学校に言いに来たという事例も聞いた。反抗期特有の屈折した心理だ。保護者から食事を与えられないために、給食になると登校してくる少年もいるという。

 そんな彼らの心の闇を照らすのは簡単ではない。道警少年課長は、部下たちに「何も言わないで抱きしめてやれ」と言うそうだ。少年問題への取り組みは、彼らに寄り添う気持ちが欠かせないということでもあるのだろう。
            (佐々木亮子・アールズセミナー代表)
       −−−−−読売新聞よりー−−−−
 少なくとも子どもが小学校の3、4年生ぐらいまでは、一日一回はギューッと抱きしめてあげましょう。そのうちに、「もう子どもではないんだからやめてよ」というようになります。子供は抱きしめられることによって安心感に浸ることが出来るのです。愛されていることを実感できるのです。
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